シェルター建築のVRパースを紹介しています。このコーナーでは、時間帯の移り変わりを1つのパースに集約したものなど、ちょっと実験的なものを紹介しています。
ポンツーン シェルター VRサンプル
ポンツーン シェルターのオブジェクトVRパースのサンプルです。ポンツーンとは船に乗船するときに使う海に浮かぶ浮き桟橋のことです。岸壁から直接乗船するには、潮の満ち干きによって船の高さが変わって都合悪いので、船の高さを一定の高さに保つ目的でポンツーンを使用します。こういった構造物のをVRパースで表現すると、船に乗って海側から見た場合、そして陸側から見た場合の両方の視点から形状を確認することができ、非常に便利です。もちろん鳥瞰的な視点から、全体の形状を見渡すこともできます。
時間帯シミュレーション VRツアーサンプル
昼間、夕方、夜景の3つの情景を1つのパノラマツアーにしてみました。時間帯による情景の移り変わりのシミュレーションができるようになっています。昼間の晴れわたる空と太陽の照り付ける様子、夕方のマジックアワーと呼ばれる微妙な色彩が移ろいゆく時間帯、そして日が落ちた後の静かな空とシェルターのイルミネーションの光などがちゃんと表現されているでしょうか?
内観/外観 VRツアーサンプル
オブジェクトVRとパノラマVRを組み合わせて、VRツアーにしてみました。左上のサムネイル画像をクリックすることにより、オブジェクトVR(外観)とパノラマVR(内観)を切り替えることができます。オブジェクトVRで建物をいろんな角度から見た後、建物の中に入って今度は内部の様子をじっくりと見ることができます。1つのVRムービーで建物を総合的にプレゼンテーションできる面白い試みだと思うのですが、いかがでしょうか?
時間帯シミュレーション オブジェクトVRサンプル
このオブジェクトVRパースは実験的なものです。別々にレンダリングした5つの時間帯のオブジェクトムービーを1つにまとめてみました。通常は縦方向にドラッグすると視点が切り替わりますが、このVRパースでは時間帯が切り替わります。VRパースを上にドラッグすると、時間帯が昼から夕方、夜と移り変わっていきます。われながらアイデアは面白いと思うのですが、残念ながらこのサンプルでは必ずしも成功しているとは言い難いですね。